「名代豆餅」 出町ふたば
※奥に見えるのはよもぎ餅
こちらのお店のこのお菓子、ある意味京都で最も有名な和菓子と言える銘菓では無いでしょうか
平日でも並ぶ。
バンバン並ぶ。
でガンガン作って作りたてを売る。
行列当たり前な菓子がここの豆餅です。
これまでたくさんメデイアが紹介して来ているので、買わずともご存知の方も多いと思います。
ここ菓子はつきたての餅系菓子ではよくみられる"消費期限一日"です。
所謂日配食品の消費期限の様に期限切れを食べるとダメと言うよりも賞味期限的な作り手側の考えている品質を保てる期限が一日と言う理由だと思うのですが、実際翌朝まで置いて食べてみると、その差は歴然。
翌日でも美味しいのは美味しいですが、餅の柔らかさが無くなり、普通の餅のようになってしまい、豆餅の大きな魅力である柔らかく伸びるお餅ではなくなってしまいました。
その味わいの命とも言えるキメの細かいお餅は、滋賀県江州羽二重餅米を搗き立てで出してくださいます。
その柔らかいお餅にのぞく特徴的な丸い粒は大粒赤えんどう豆で、ほんのり塩味に味付けされた大粒赤えんどう豆は北海道富良野産のものを手撰りして使われています。
そしてそのお餅の中には北海道十勝産小豆のこし餡が詰まっていて、とても美味。
比較的素朴な部類に入るこの豆餅ですが、ふたばさんの豆餅はちょっとお高い煎茶のお茶請けにもふさわしい丁寧さが感じられるし、続けて二個三個と食べられてしまうような癖になる銘菓です。
お店では他によもぎ餅や大福、団子、赤飯なども売られていて、秋には栗餅なる限定品も出て来て、これまたさらに行列が伸びると言う現象が起こります(苦笑)
美味しいものは食べたいのが人情ですが、行列はやっぱりハードル上がりますよね(苦笑)
という訳で、本店でお買い求めの際には、時間に余裕を持って訪店してくださいね。
〒602-0822
電話 075-231-1658
営業時間 08:30-17:30
定休日 火曜・第4水曜(祝祭日の場合は翌日が定休日)