お茶屋の道楽ブログ

和菓子、食べ歩き、お気に入り食材など食中心に紹介します。旅先出張先での写真、ビッグバンド活動、などなど気の向くまま趣くままの道楽日記です。どうぞ気の向くまま趣くままツッコミ入れてくださいませ(誹謗中傷は無しでお願いしますねw)

琴平名物「へんこつまん」〜へんこつ屋(香川県仲多度郡琴平町)

金刀比羅宮に参拝して、駅に向かうひなびた商店街に見事な欄間の掛かる古びた菓子匠があります。
こちら有形文化財にも指定されているへんこつ屋
入り口の欄間だけでなく、建物そのものが有形文化財らしく、中の設えも見事です。
店名にある「へんこつ」は、曲がった事が大嫌いな頑固者という意味で、へんこつ屋の屋号は、頑固者でこだわり抜いた初代店主が生涯自称「へんこつオヤジ」で通したことから。
作られている菓子は、今も完全な手作りにこだわっておられ、昭和天皇献上菓子の栄誉(昭和二十七年十月)に輝いたこともあるとの事です。
その自然の素材を熟練の技で作った銘菓、へんこつまんは本当の手作りで、賞味期限はたった四日間。
北海道産大納言小豆の餡に、黄身ねりの生地はシンプルで上品な味。
余分なものは一切使わない、これが饅頭だ!と言わんばかりの美味しさです。
 
買って帰り一つ頂いて、残りを置いておいたままバタバタと六日目
あぁと思って開けてみたら既にカビが付き始めてました
最近の菓子でそこまでシビアなものには久しく当たっていませんでしたが、逆に言えばどこもかしこもなんらかの防カビをやってるということでしょうか
本当に無添加の手作りである何よりの証明だと感じました(早く食べなさいという事なのですが、、、)
そんな訳で、菓子そのものの写真を取り損ねてしまいました。
 
店舗は、写真にある店先の欄間がまず見事。
店内に入ると見たことの無い天井。
梁と梁の間を籐かごの様な天井板を半円形に張っているなんとも印象的なも天井。
奥には細長い廊下が続いていて、その先に茶室があるのだとか。
お札でいっぱいになった落書部屋とか森の石松代参詣にちなんだ石松三十石部屋とか、博物館の様な部屋が五部屋もあり、お抹茶と菓子をいただくこともできるらしいです。
 
琴平参拝の後にはちょっと足を止めて訪れてみてはいかがでしょうか
 
へんこつ屋
電話0877-75-2343
営業時間 09:00〜18:00
 
 

 

 

f:id:cyaya4626:20191214134202j:plain

f:id:cyaya4626:20191214134221j:plain

f:id:cyaya4626:20191214134229j:plain

f:id:cyaya4626:20191214134235j:plain

店先ののれんと欄間

f:id:cyaya4626:20191214134240j:plain

店内の天井。他所ではみたことのない設えでした。

f:id:cyaya4626:20191214134245j:plain

奥の調理場への窓も凝っています。

f:id:cyaya4626:20191214134250j:plain

金刀比羅宮からの商店街ここから少し進んだ左側にお店はあります。

#和菓子 #まんじゅう #饅頭 #金刀比羅宮 #琴平町 #香川

 

婦人画報のお取り寄せ スイーツ