所謂一般的な「どら焼き」とは、名前が同じでも全くの別物で、本当に特別な「どら焼き」が、笹屋伊織さんのどら焼きです。
一般的などら焼きは、形が銅鑼の形をしていることから名前がついたようで、中に粒あんや白あん、変わりものではカスタードクリームなどを、円盤状に焼いた小麦粉の生地に挟んだものですが、こちら笹屋伊織さんのどら焼きは銅鑼の上で焼いたしっとり生地の竿状の上生菓子です。
元々は、江戸時代、笹屋伊織五代目当主笹屋伊兵衛さんが、京都東寺のお坊さんから、副食になる菓子を作って欲しいとのリクエストに応えて、竿状に伸ばしたこし餡を、銅鑼の上で焼いた薄皮にくるんだ菓子を考案した事が始まりらしいですが、これが大当たりして、お店はてんやわんや。
手間のかかる製法だった事もあり、お大師様の命日、毎月21日だけの限定販売することになったいわれのある菓子です。
しっとり生地は糖蜜がじんわり滲み出てくるくらいのしっとり度。
その中に丁寧に裏漉ししたきめ細かな漉し餡が入っていて、上品な甘さにまとめられています
お抹茶とも充分合う上品な味は、月に一度しか買えないプレミア性と相まってハレの日の菓子にピッタリです。
販売は毎月20日〜22日の3日だけ、笹屋伊織店舗にしかない超レア和菓子です。(通販もあります。)
原材料:小麦粉、砂糖、小豆、還元でん粉糖化物、水あめ、蜂蜜、植物油脂、(原材料の一部に大豆を含む)
株式会社笹屋伊織
電話 075-692-3622