JR
佐賀駅から南1.5kmほどの場所にある
佐賀県庁がある一帯が佐賀城趾。
12世紀頃にあった龍造寺村の地の領主が村中城を築いたのが始まりで、
関ヶ原合戦後、龍造寺氏が滅亡後、
鍋島直茂が当地の藩主になり現在の縄張りの佐賀城を築いたとのことです。
現在、県庁の北側・西側と本丸の南側に水堀が残っていて、当時の縄張りを見ることができます。
建物はほぼ焼失してありませんが、本丸の入口に建つ鯱の門と続櫓は鍋島氏築城当時のものが現存。
また、本丸に建っていたと言われている本丸御殿の一部(当時の1/3ほどの復元)を木造で復元して、佐賀城本丸歴史館になっています。
こちらには、幕末の戦争で威力を発揮したアームストロング砲などが展示されていますが、
私的に見ものだったのは外御書院と呼ばれる建物にある320畳もの大広間がとにかく壮観でした。
近隣には
大隈重信公生家や旧古賀銀行(現
佐賀市歴史民俗館)などもあり、旧家も残る街並みも風情があって良いです。