訪城時、国宝決定直後だったのであちこちに国宝決定の幟が上がっていました。
天守をもじったと思われるこの
松江城ロゴは秀逸だなと思います。
北側に伸びている宇賀山との間を切り崩して掘割を通したと
ブラタモリ(
NHKで放映)でも紹介していましたが、大きな土木工事で築かれたお城。
この
天守と入り口に付属する付櫓だけが当時の建築物で、他の建物、城門や櫓は残っていなかったため、昭和期の
天守解体修理の後、多聞櫓と一の門が木造で復元、以降平成期まで多くの櫓や門が復元されて往時の景観を偲ぶ景観が整えられています。
堀尾氏→京極氏と続いた
松江城主が途絶えた後に出雲松江に入った
徳川家康の孫;
松平直政から数えて7代目の
松江城主ですが、茶湯に通じていて不昧というのは治郷の茶道での号。
石州流不昧派の元祖となり、茶道を松江の地に根付かせたと言われています。
そのこともあって、松江には老舗和菓子店が多く、銘菓がたくさん生まれていて、老後住みたいという大きな理由になっていますw