お茶屋の道楽ブログ

和菓子、食べ歩き、お気に入り食材など食中心に紹介します。旅先出張先での写真、ビッグバンド活動、などなど気の向くまま趣くままの道楽日記です。どうぞ気の向くまま趣くままツッコミ入れてくださいませ(誹謗中傷は無しでお願いしますねw)

「大阪湾の防備と台場展」に行ってきた。


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ちょっとマニアックな展覧会「大阪湾の防備と台場展」に行ってきた。

昔の写真は少なめだったけど、細かな資料に圧倒。
防備とあるので砲門の類は期待したものの無し(苦笑
しかし、細かい資料がかなり網羅されていて、台場が建つ?くらいの図面や目録が展示されていて圧倒されました。(本当はもっともっとたくさんあるのだろうけどw)
砲台の坪数書、台場の図面(寸法書いてなかったけどw)、石材の配置、石材の図面(これは寸法あった)、鉄千切(石材をつなぎ合わせる金具)の図、石材の請書、湾の浅深図や、台場築造を差配していた嘉納次郎作さんの覚書(工事代金の支払いとか石材の調達とか、運賃、石材代金、等々)、土方、石工、船大工、左官、大工、鍛冶、鋳物師、などの帳面が一々展示。
江戸期でも大プロジェクトには細かく帳票が発行されて進めていたんだなと感心。
全部墨書だし(当たり前かw)
しかしながら、この開国前の日本の国防がバタバタやったのも垣間見えた。
その部分は今もさほど変わらないんじゃないだろうか。
今の混乱期、どうなるんだろうかと改めて不安を感じた展覧会でもありました。