お茶屋の道楽ブログ

和菓子、食べ歩き、お気に入り食材など食中心に紹介します。旅先出張先での写真、ビッグバンド活動、などなど気の向くまま趣くままの道楽日記です。どうぞ気の向くまま趣くままツッコミ入れてくださいませ(誹謗中傷は無しでお願いしますねw)

「木公(もっこう)」〜彩霞堂(石川県白山市)


石川県は金沢の和菓子店をはじめとして、和菓子店の多いエリア。
神戸大丸に立ち寄った時に石川物産展の催事があったので覗いて見つけたのがこの「木公」です。
木公とだけ書かれた白とベージュツートーンの紙包みを開けると出てくるのは、細長く白いスティック状の菓子。
所々に褐色の粒が散りばめられていて樹皮のようです。
原材料は、砂糖・寒天・水飴・くるみ。
白い部分は寒天で、樹皮のような不均等な粒はくるみがカットされたもの。
天原料ではありますが、ふわふわの寒天ではなく堅めの仕上がりで、カリッとした食感の生地に小さく砕いたくるみがアクセントになっていて食感も楽しめます。
指でつまんで手軽に食べられる和菓子ですが、丁寧に作られているので、お茶請けとしても合う菓子。
お茶だけじゃなく、コーヒーにも合いそうな菓子です。
作っているのは白山市の彩霞堂。
白山のくるみは昔から有名で、加賀藩御用達の品だったらしく、その白山の麓で古くから菓子作りをやっておられる彩霞堂さんではくるみを使ったお菓子を作られているようです。
「木公」以外にも、看板菓子の「千歳くるみ」や「くるみすあま」などくるみを使った菓子が多くあります。
 
ちなみにこの菓子名「木公」は、「松」の字を左右で木と公の二文字に分けたもの。
生地に混ぜているくるみが松の樹肌に似ていることからとのことですが、そのまま「松」を名前に用いず、「木」と「公」に分けたネーミング、なかなか洒落ていますよね。
(松の別称や、マツ科マツ属常緑高木総称として、木公と呼ぶこともあるようです。)
購入日:22.10.29
 
 
「木公(もっこう)」
 
原材料名:砂糖、寒天、水飴、くるみ
内容量:6個
価格 702円(6個入り、税込)
 
製造者:有限会社彩霞堂
〒924-0807
石川県白山市石同町22
電話☎︎ 076−275−0072
営業時間:AM9:00〜PM7:00
 
栄養成分表示(1個あたり、推定値)
熱量90.2kcal、たんぱく質 2.0g、脂質 1.2g、炭水化物 17.7g、食塩相当量 0.0g ※一個あたり<推定値>