実は私、2000年頃からしばらく和菓子を中心にしたWEBサイトを作ってい他のですが、HDDの整理をしていたらその日記が出土してきました(苦笑)
そして、私が和菓子にのめり込むきっかけになった和菓子「姫小袖」のものがあったので、蔵出ししてみます。(画像も情報も2000年当時のものです)
読んでみるとちょっっと小っ恥ずかしい、そして写真が小さく粗い(苦笑)
とは言え、この松江の銘菓「姫小袖」は今でも大好きで島根に行く機会があれば必ず買ってくる菓子。
読んでみると松江に行って買ってきたくなってきますww
シンプルながら、見た目上品さ、味の上品さは積年の技の積み重ね。
ちょっと高めのお抹茶といただきたいです。
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和菓子といえば「松江」
宍道湖湖畔に拡がる島根県の県庁所在地「松江」。
ここは茶屋の一押しの和菓子の街です。
さて、ここの街では茶屋が食べてきた和菓子を紹介します。
松江の和菓子の歴史は、江戸時代 七代藩主松平治郷、通称松平不昧公の時代からといわれてます。
明治維新の折りに一度は和菓子も途絶えたそうなのですが、風流堂や彩雲堂、三英堂などの菓商のご主人達が、明治時代中頃に口伝や文献を元に復活させたそうです。
不昧公以来、松江は茶の湯が盛んな土地柄で、山陰地方では最も茶の消費が多い県。
お茶での特色は茎茶(かりがね)に抹茶を混ぜた「白折(しらおれ)」というお茶が多いのがこの土地独特のものなのですが、抹茶を飲まれる家が多いのもこの地方の特色です。
そのせいか、市内のあちこちに菓子商が店を構え、ショッピングセンターの銘店でも販売されています。
ほとんど大阪のデパ地下でも見ないので、旅行などで行った際にはお土産としてお勧めです。
姫小袖
姫小袖の名の由来は、この菓子の表の綸子の模様を紅白に染め分けた上品な形から名付けられたとのこと。
讃岐の和三盆糖と寒梅粉で作った打菓子で、中には上品な漉し餡。口に入れた途端に溶けていく様なとても繊細な菓子です。
“お留め菓子”と呼ばれているのですが、この意は当時の松江藩城主の御用の折のみに留められ一般には売られることの無かったことからそう呼ばれているそうです。
和三盆の上品な甘さがこんなに味わえる菓子もそう多くは無いのではないでしょうか?
通常の落雁と違い、固く固めていないことが、柔らかい食感を生み、とても繊細な和三盆糖の旨さを引き立てているような気がします。
茶屋的には松江の菓子の中でも最も好きな和菓子です。
その菓子も明治維新の折には、一度絶えてしまい、明治の代に復活させたもの。
一力堂菓子帳に依れば、嘉永年間当時は「沖の月」の御銘が付いていたとのことです。
姫小袖の名の由来は、この菓子の表の綸子の模様を紅白に染め分けた上品な形から名付けられたとのこと。
讃岐の和三盆糖と寒梅粉で作った打菓子で、中には上品な漉し餡。口に入れた途端に溶けていく様なとても繊細な菓子です。
“お留め菓子”と呼ばれているのですが、この意は当時の松江藩城主の御用の折のみに留められ一般には売られることの無かったことからそう呼ばれているそうです。
和三盆の上品な甘さがこんなに味わえる菓子もそう多くは無いのではないでしょうか?
通常の落雁と違い、固く固めていないことが、柔らかい食感を生み、とても繊細な和三盆糖の旨さを引き立てているような気がします。
茶屋的には松江の菓子の中でも最も好きな和菓子です。
その菓子も明治維新の折には、一度絶えてしまい、明治の代に復活させたもの。
一力堂菓子帳に依れば、嘉永年間当時は「沖の月」の御銘が付いていたとのことです。
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一力堂
有限会社高見一力堂
松江市末次本町53
電話 0852-21-3841