21世紀初頭w、と大袈裟にいっても2000年頃ですが、和菓子道楽日記というサイトを立ち上げていました。
その頃にも紹介していて、ご覧いただいていた方々にも人気があったとても好きな和菓子があります。
「金覆輪(きんぷくりん)」という知る人ぞ知る宝塚の銘菓。
原材料は、砂糖、大手芒豆、小豆、栗甘露煮、水飴、卵黄/酸化防止剤(VC)、クチナシ色素、漂白剤(次亜塩素酸)
大手芒豆と卵黄の外皮、中に小豆餡があり、ゴロリと栗の甘露煮が入っている構成で、その重さは130グラムとずっしり。
その外生地の真ん中には、シンボルとも言える金箔をあしらっていてなんとも贅沢な和菓子です。
「金覆輪(きんぷくりん)」の名前は、調度品などを金箔で装飾したり縁取りをしたりしたもののことを指す言葉とのことで、ちょっといい場所での御茶菓子を装飾する金箔と重ねてのネーミングがぴったりな風格のある和菓子だと思います。
丁寧に裏ごしされた手芒豆と卵黄の餡は、滑らかに整えられていて、口溶けよくほろほろと崩れていきます。
この外皮だけでもコクある甘みで十分美味しい。
その中には、これまた上品に炊き上げられた十勝小豆の餡、そしてゴロリとまるごと栗が入っていて、とても満足感高い菓子です。
自分へのご褒美としての菓子はもちろん、贈答品としてもちょっと差をつけられる逸品です。
株式会社 寶菓匠菅屋
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